ご挨拶Message

坂井グループは過去から現代そして未来に向かい、
モノづくりを通して社会貢献をしていく企業として発展し続けていきます。皆様の笑顔を作るために。

代表取締役社長 坂井良行

坂井良行

坂井グループ創業の原点

創業の原点からのお話をさせていただきます。

1945年8月終戦を迎え、多くの日本人は目的を失い生活の基盤も失い途方にくれていました。

このような時代に、兵役から解放された坂井康亨(創業者)は、やることも無く生きるために魚でも捕ろうと、茨城県の海岸を彷徨っておりました。この時、康亨の目に浜辺で煮炊きをしている疲弊した人達が映りました。

何をしているのかと疑問に思った康亨は、疲れた体に力を入れて一歩一歩近づいていきました。

彼らは、それぞれの鉄製の鍋釜に海水を汲み、火を熾し、海塩を採っていたのでした。
帰還兵は働く場所もなく、お金も無く生きることすら大変な時代でした。
彼らは、海塩を生産し、販売し、日々の生活をしのいでいたのでした。
(塩は人間にとって生命を維持するミネラルとして大切な物で、塩が不足していた時代でした)

これを見ていた康亨は、煮炊きに使う鍋釜にまともなものが無いことや、この鍋釜を支える五徳にも良いものが無いことに気が付きました。

モノづくり

軍需関係の工場にいた経験を持つ康亨は、鉄材を容易に手に入れる術を持っていたため、手板金で鍋釜を作り、それを疲弊帰還兵たちに貸し出し、塩を販売した売り上げの一部を鍋釜五徳の貸出料金として受け取り、商売を始めました。
次に、そのお金を貯め、物資がなかなか回らない時代であったため、物流の助けになれば良いと考え、 モノを容易に運ぶ手段としてリヤカーを作り販売始めました。
農作物を運ぶ手段も限られていたこのころ、大変喜ばれたそうです。

社会への貢献

人の事を思いやり、命や人の生活を助けるために知恵を絞り、モノづくりを通して社会への貢献、日本人の復興を願い、ひたすら尽くした坂井康亨でした。
この熱き深い愛ある想いを受け継ぎ私の夢を重ねあわせ、坂井グループは存在しています。

過去から現代そして未来に向かい、モノづくりを通して社会貢献をしていく企業として発展し続けていきます。
皆様の笑顔を作るために。

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