About us
サカイグループについて
創業の原点 ― 戦後復興とともに歩んだ第一歩
1945年8月、終戦を迎えた日本は、国民の多くが生活の基盤を失い、先行きの見えない時代を迎えていました。
サカイグループ創業者・坂井康亨もまた、兵役からの帰還後、生計の術を求めて茨城県の海岸を彷徨う中、海水から塩を煮出して生計を立てる人々の姿と出会いました。
彼らの使用する鍋釜や五徳が粗末なものであることに着目した康亨は、軍需工場での技術を活かして鍋釜や五徳を製作し、必要とする人々に貸し出すことで、生活の一助となる支援を始めました。これがサカイグループの事業の原点です。
知恵と技術による社会貢献の始まり
その後、康亨は貸出事業による収益を基に、物流手段が乏しい当時の社会に貢献すべく、リヤカーの製造・販売を開始しました。農産物や生活物資の運搬に苦慮していた多くの人々にとって、リヤカーは画期的な手段となり、大変喜ばれました。常に「人々の生活に寄り添い、役立つものをつくる」という思いを胸に、康亨は知恵と技術を結集し、モノづくりを通じて戦後復興に力を尽くしてきました。

未来へつなぐ創業精神と企業理念
サカイグループは、創業者・坂井康亨の志を礎とし、「人を思いやる心」と「社会に貢献するモノづくりの精神」を受け継ぎながら、現代、そして未来へと歩みを進めています。
私たちは、変化する時代の中でも、人々の生活を支え、社会の発展に寄与する企業であり続けることを使命としています。
今後も誠実にモノづくりと向き合い、皆様の笑顔と信頼につながる製品・サービスの提供に努めて参ります。
工場見学や製品に関するご相談など、何なりとお気軽にお問い合わせください。
グループ会社紹介
Group
サカイグループは、1955年に創業しました。
現代のスピード変革にマッチさせるべく、2001年に泉商事㈱と製造会社を前身とする㈱泉製作所(第一工場・第二工場)を合併いたしました。
2005年には、㈱トヨウラを加えたサカイグループの再編を実施し、現体制となりました。
より厳しい顧客ニーズに応え、これからも時代の要求に敏感に対応する企業体制・文化を創造し、更なる可能性に挑戦し続けます。
泉商事株式会社
Izumi-shouji Co., Ltd.
1973年に泉商事を設立しました。 2001年には㈱泉製作所、㈱那珂製作所を合併再編し、国内におけるサカイグループをスタートさせました。商社部門で素材の一括仕入れや販売を行い、製造部門では、鉄、プラスチック、ステンレスといった特徴のある素材を自在に扱える対応力、技術力、製品力を基に、製造から販売まで手掛けるのが泉商事の強みです。
株式会社トヨウラ
TOYOURA Co., Ltd.
1971年にトヨウラを設立しました。ステンレス素材を主体としたキッチン、浴槽等の製造を開始し、プレスシンクやステンレス天板及び板金シンク等を取引企業様に提供しています。2010年にはペット事業に進出し、ステンレス素材を活用したドッグバスの製造販売も開始しました。2018年、2019年、2023年には自社デザインのキッチンにて「GOOD DESIGN賞」を受賞しました。

上海坂井塑料成形有限公司
Shanhai sakai plastics Co., Ltd.
1996年に海外市場に目を向け、中国上海市に国内各工場の持つ技術力を結集した上海坂井塑料成形有限公司を設立しました。家電、住宅設備、自動車、建機、介護用品、OA機器等の部品から完成品まで豊富な製品を世界規模で取引企業様に提供しています。
