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初心者向け:射出成形機の選び方とその利点完全ガイド
目次
導入:なぜ射出成形機選びが重要なのか?
「プラスチック製品を量産したいが、どの機械で作ればいいのか分からない」
「射出成形機のカタログを見ても、専門用語ばかりで判断できない」
「大型の樹脂パーツを作れる工場を探している」
プラスチック製品の製造において、「射出成形機」の選定はプロジェクトの成否を分ける最初の一歩です。適切な機械を選ばなければ、作りたい製品の形にならなかったり、生産コストが跳ね上がったり、最悪の場合は製品不良が多発してしまいます。
この記事では、初めて射出成形の発注を検討されている方に向けて、以下の点をわかりやすく解説します。
- 射出成形機の基本的な仕組みとメリット
- 製品サイズや材質に合わせた機械の選び方(型締力、駆動方式など)
- 大型製品の成形におけるポイント
射出成形機とは?その仕組みと役割
「射出成形機」とは、熱で溶かしたプラスチック(樹脂)を金型の中に高圧で注入し、冷やし固めて形を作る機械です。イメージとしては、「巨大で高精度な注射器」のようなものです。
基本構造:射出ユニットと型締ユニット
射出成形機は大きく分けて2つのユニットで構成されています。
- 射出ユニット:プラスチック材料を加熱して溶かし、金型へ送り込む役割(注射器のシリンダー部分)。
- 型締(かたじめ)ユニット:金型を開閉し、樹脂を注入する際に金型が開かないよう強力な力で締め付ける役割。
射出成形のメリット:大量生産と高精度
射出成形は、プラスチック加工の中で最も広く使われている方法です。その理由は主に以下の3点です。
- 複雑な形状に対応:3次元的な立体形状や、精密な部品も一度の工程で作ることができます。
- 大量生産向き:1つの金型で短時間に同じ製品を連続して作れるため、量産するほど1個あたりのコストが下がります。
- 後加工が少ない:成形された時点で製品としてほぼ完成しているため、仕上げの手間が少なくて済みます。
失敗しない射出成形機の選び方 3つのポイント
では、具体的にどのような基準で機械を選べば良いのでしょうか。発注者として知っておくべき3つのポイントを解説します。
1. 型締力:作りたい製品サイズで決まる
射出成形機のスペック表にある「350t」「1300t」といった数字は、「型締力」を表しています。これは金型を締め付ける力の大きさで、この数字が大きいほど、「大きな製品」を作ることができます。
- 小型(~100t):コネクタ、キャップ、小さな歯車などの精密部品
- 中型(100t~350t):スマホケース、日用品、家電の内部パーツ
- 大型(350t~):自動車のバンパー、家電の外装、パレット、衣装ケースなど
泉商事では、350t~1300tクラスの中型~大型射出成形機を充実させており、他社では対応が難しい大型樹脂製品の製造を得意としています。
2. 対応樹脂:汎用プラからエンプラまで
作りたい製品の用途に合わせて、適切な樹脂を選ぶ必要があります。
- 汎用プラスチック:日用品や雑貨によく使われます。加工しやすくコストも安いです。
- エンジニアリングプラスチック:「エンプラ」と呼ばれ、耐熱性や強度に優れています。自動車部品や機械部品に使われます。
泉商事では、これら幅広い材質に対応可能です。製品の用途(屋外で使うか、熱を持つか等)をお伝えいただければ、最適な材料をご提案します。
3. 駆動方式:油圧式・電動式・ハイブリッド式
機械を動かす動力源によっても特徴が異なります。
- 油圧式:パワーがあり、大型製品や厚肉製品に向いています。
- 電動式:精密な制御が可能で、省エネ性能も高いです。小型~中型の精密部品に向いています。
- ハイブリッド式:両方の良いとこ取りをしたタイプです。
どの機械を使うかは工場側が選定しますが、「どのような品質を求めているか」を伝えることで、より最適な提案を受けられます。
泉商事の強み:大型成形から組立までの一貫対応
射出成形機を持っている工場はたくさんありますが、泉商事が多くのお客様に選ばれている理由は、単なる「成形屋」ではないからです。
泉商事を選ぶメリット
- 大型射出成形機を多数保有:最大1300tまでの大型機を揃え、自動車部品や大型家電パーツなどの量産に対応可能です。
- 金型から組立までワンストップ:金型の設計・製作から、成形、二次加工(塗装・印刷)、そして組立まで一貫して対応します。「成形はA社、組立はB社」と分ける必要がないため、管理コストと輸送コストを大幅に削減できます。
- 徹底した品質管理:ISO9001に基づいた管理体制で、安定した品質の製品をお届けします。
大型プラスチック製品の製造・組立は泉商事へ
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そんなご要望に、350t~1300tの充実した設備と確かな技術でお応えします。
まずはお気軽にご相談ください。
当社の射出成形事業(設備一覧)もご覧ください
まとめ:最適な機械選定はプロにご相談を
本記事では、射出成形機の基本的な選び方について解説しました。
- 射出成形は、複雑な形状のプラスチック製品を大量生産するのに最適。
- 機械選びは「型締力(製品サイズ)」「材質」「駆動方式」がポイント。
- 特に大型製品や、組立まで含めた一貫生産なら、設備とノウハウが重要。
「作りたい製品のイメージはあるけれど、どの機械が合うかわからない」という場合でも、泉商事なら企画段階からサポート可能です。大型射出成形機と一貫生産体制を活かし、お客様のコストダウンと品質向上に貢献します。
プラスチック製品の量産でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
