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「プレス加工機って何?概念から学ぶ基礎知識」

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導入:「プレス加工機」は金属加工の心臓部

「金属の板を複雑な形状に加工したいが、どの機械が適しているのか分からない」
「プレス加工機のトン数や種類の違いが、製品コストや品質にどう影響するのか知りたい」

金属製品の大量生産において、「プレス加工機」は欠かせない存在です。自動車のボディから家電製品のパネル、小さな電子部品に至るまで、私たちの身の回りにある多くの金属製品がこの機械によって生み出されています。

しかし、一言でプレス加工機と言っても、その種類や能力は多岐にわたります。適切な機械を選定しなければ、求める形状が作れなかったり、生産効率が悪くコストがかさんでしまったりすることもあります。

この記事を読めば、プレス加工機の全体像が掴め、加工依頼時の業者選びや打ち合わせがスムーズに進むようになります。特に、大型プレス機による深絞り加工や、一貫生産体制を持つパートナーの重要性についても触れていきます。

プレス加工機とは?概念と基本構造

「プレス加工機」とは、対になった金型の間に金属材料を挟み込み、強い圧力を加えて塑性変形させる機械のことです。

この機械の最大の特徴は、「短時間で均一な製品を大量に生産できる」点にあります。一度金型をセットしてしまえば、同じ品質の製品を数秒に1個という高速ペースで作り続けることが可能です。

「スライド」と「ボルスター」の役割

プレス加工機は主に以下の2つの主要部分で構成されています。

  1. スライド:機械の上部にあり、上下運動を行う部分です。ここに「上型」を取り付けます。動力源からのエネルギーを受けて、材料に圧力を加える「叩く側」の役割を果たします。
  2. ボルスター:機械の下部にある固定された台座部分です。ここに「下型」を取り付けます。スライドからの強大な圧力を受け止める「受ける側」の役割を果たします。

このスライドとボルスターの間に金属板を送り込み、スライドが下降することで材料が金型の形状通りに変形(せん断、曲げ、絞りなど)します。

「トン数」が意味するもの

プレス加工機のスペックを表す際、「150トン」「300トン」といった数字が使われます。これは機械の重量ではなく、「加圧能力」を示しています。

  • 加圧力:スライドが下降して材料を加工する際に発生させられる最大の力です。
  • 選定基準:加工する材料が「硬い」「厚い」「大きい」ほど、あるいは加工内容が「深い絞り」や「複雑な成形」であるほど、大きなトン数が必要になります。

能力不足の機械で無理に加工しようとすると、製品の精度が出ないだけでなく、機械や金型の破損につながる恐れがあります。

【種類別】プレス加工機の分類と特徴

プレス加工機は、スライドを動かす「動力源」や、機械本体の「フレーム形状」によって分類されます。

動力源による分類:メカニカル・油圧・サーボ

種類 特徴 メリット・デメリット
メカニカルプレス モーターの回転運動をクランク機構などで上下運動に変える。 メリット:生産速度が速く、メンテナンスが容易。量産に最適。
デメリット:ストロークの速度や加圧力が一定で調整幅が狭い。
油圧プレス 油圧ポンプでシリンダーを動かして加圧する。 メリット:ストロークの全域で最大加圧力を出せるため、
「深絞り」などに適している。
デメリット:動作速度が遅く、生産性がやや低い。
サーボプレス サーボモーターでスライドの動きをデジタル制御する。 メリット:速度や位置を高精度に制御でき、難加工や高精度加工が可能。
デメリット:導入コストが高い。

泉商事では、これらを用途に合わせて使い分け、最適な加工条件を選定しています。

フレーム形状による分類:C型・門型(ストレートサイド)

  • C型フレーム:横から見るとアルファベットの「C」の形をしています。手前と左右が開いているため作業性が良いですが、加圧時にフレームが開きやすく精度が出にくい場合があります。小型〜中型機に多いです。
  • 門型(ストレートサイド)フレーム:4本の柱でスライドを支える門のような形状です。剛性が高く、加圧してもフレームが歪みにくいため、高精度な加工や大型製品の加工に適しています。

プレス加工機で作れるもの:身近な製品から産業部品まで

プレス加工機は、様々な形状の金属製品を生み出します。

  • 自動車部品:ボディパネル、ドア、フレーム、エンジン部品、ブラケットなど。
  • 家電製品:洗濯機や冷蔵庫の外装パネル、電子レンジの筐体、内部金具。
  • 住宅設備:キッチンのシンク(深絞り加工)、浴槽、換気扇カバー。
  • その他:スチール家具、事務機器部品、硬貨など。

特に、一枚の板から継ぎ目のない容器形状を作る「絞り加工」は、プレス加工機ならではの技術であり、高度なノウハウが必要とされます。

泉商事の強み:大型プレス機と一貫生産体制

プレス加工を依頼する際、単に「機械を持っている会社」を選ぶだけでは不十分です。泉商事(第一工場)は、他社にはない以下の強みでお客様の課題を解決します。

大型プレス機による「深絞り」対応

当社は大型のプレス加工機を保有しており、一般的な工場では対応が難しい「大型製品」や「深絞り加工」を得意としています。
自動車部品や建機部品など、強度と精度が求められる鉄材加工の実績が豊富です。

鉄材加工から塗装・組立までの一貫対応

泉商事の最大の特徴は、「一貫生産体制」です。プレス加工だけでなく、その後の工程まで社内で完結します。

  • 1. プレス・板金:大型プレス機やレーザー加工機で成形。
  • 2. 溶接:ロボット溶接などで部品を接合。
  • 3. 塗装:カチオン電着塗装などの表面処理で防錆・仕上げ。
  • 4. 組立:最終製品のアッセンブリーまで対応。

これにより、お客様は複数の業者に発注する手間や、工場間の横持ち輸送コストを削減でき、トータルでのコストダウンと納期短縮が可能になります。

まとめ:プレス加工機の選定と量産は泉商事へ

本記事では、金属加工の要である「プレス加工機」について解説しました。

  • プレス加工機は、金型を使って金属を塑性変形させる「強力なハンマー」。
  • 「スライド」と「ボルスター」で構成され、「トン数」が加工能力を決める。
  • 動力源(メカ・油圧・サーボ)やフレーム形状によって得意な加工が異なる。
  • 大型製品や深絞り加工には、相応の大型設備と技術力が必要。

プレス加工の成功は、製品の特性に合った最適な機械を選び、金型設計から後工程までをトータルで管理できるパートナー選びにかかっています。

泉商事株式会社は、大型プレス機による難加工から、溶接・塗装・組立までの一貫対応で、お客様のものづくりを強力にサポートします。

「大型のプレス部品を作りたいが、依頼先が見つからない」
「プレスから塗装までまとめて頼んで、コストを下げたい」
「深絞り加工の相談に乗ってほしい」

そのようなお悩みをお持ちのご担当者様は、ぜひ一度、泉商事にご相談ください。確かな設備と技術力で、最適なソリューションをご提案します。

プレス加工・板金・塗装・組立までワンストップ対応

大型プレス機や深絞り加工に対応。
鉄材加工のトータルコストダウンをご提案します。
お見積もり・ご相談は無料です。

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